21.5インチ液晶モニタ LCD-AD222

視線をあまり動かさずとも画面が一覧できる大きさの、手頃なFullHDのノングレア液晶モニタを探していた。こちらは実売で1万円台半ばと、さほど無理せず出せる額。ブルーライト低減機能はいまいち効果がわからないが・・・。背面のVESAマウントにMac miniを乗せて、コンパクトにしている。軽く、モニタ部分も薄く、額縁もさほど大きくないので、あまり不満を覚える点がない。ノングレアにしたものの、額縁がつやつやなので自分の手の動きがちらちら見えてしまうのは気が散るかもしれないけれど。何かシールでも貼りますか。

家庭用レーザープリンタ HL-2270DW

BROTHER JUSTIO A4モノクロレーザープリンタ HL-2270DW

BROTHER JUSTIO A4モノクロレーザープリンタ HL-2270DW

家に研究環境を構築するためのシリーズ。ドラフトのチェックをはじめ、やはり印刷の機会はそれなりにあるので購入。今回探した条件は

  • 両面印刷可能
  • 手差しではない
  • 無線

この3つ。結果として大正解だった。

無線のお陰で別の部屋にも置けるのは非常にありがたい。印刷物を取りに行くのが手間かも知れないが、印刷室が別にある研究室もあるわけだし、さほど苦ではない。ポンと置けるので、仕事部屋のレイアウトを気にしなくとも良いのは嬉しい。今は5mくらい離して置いているが、通信に不安を覚えたことはないなあ。寝室の一角なので音が気になるかと思ったが、印刷直後でファンが回っている時でなければ無音。

数百枚の用紙がセットできるトレイもありがたい。

両面印刷はなんだかんだで必須の機能だが、家庭用だとどれほど成功するのか少し不安だった。が、一度紙詰まりを起こしたくらいで、かなり信頼性は高い。これまでの印刷枚数を考えると失敗率は1%以下か。

ちなみに本体価格は1万円台半ば。この価格でこれほどのパフォーマンスとは驚き。競合機種に比べると若干フットプリントが大きいけど、置き場所に困らないこと、何よりケーブルの取り回しに悩まなくても済むめりっとは大きい。

Mac mini 2012

APPLE Mac mini/ 2.5GHz Dual Core i5 /4G/500G/USB3/Thunderbolt MD387J/A

APPLE Mac mini/ 2.5GHz Dual Core i5 /4G/500G/USB3/Thunderbolt MD387J/A

Macを使ってみたくて買ったものの、お蔵入りしていたMac miniであるが、研究環境の変化で本格的に使用開始。500GBのHDDは240GBのSSDに、メモリは4GBから8GBにそれぞれ換装済。初めてのMacであり、またLinux環境も別に残っているのであまり真価は発揮されていない。グラフ描画ソフトなどもう少しいろいろと試してみたいのだけど。

動作音が小さいこともあり、ほとんど電源は入れっぱなしにできる。ただ、とあるサイトでMac miniは数年で電源から死ぬとあったので戦々恐々。その点はACアダプタにしてもらいたかったが、ずいぶん大きくなってしまうか。

ALMAデータ解析をこれで行おうかと思ったが、推奨要件が物理4コア+32GB RAMということで、逆立ちしても無理であった。自作PCなら余裕かと思うも、メモリスロットを4つ持つマザーを選ぼうとするとMini-ITXを選べなくなるのが難点か。

2つのOffice for Mac

各種事務作業用にMac用Officeを購入。

新バージョンのofficeを待っていたが、macユーザーには特に大きな変化はなかったのでこちらを。ダウンロード版なので購入後すぐにインストールできるのもいいが、なくしやすいライセンスキーをAmazonが持っていてくれるのも◎。もうひとつ、アカデミック版のofficeも仕事で使っているが、こちらは1ライセンスな上にときどき開けないファイルがある。
コストパフォーマンス的には今回購入のものに軍配だが、それよりダウンロード版という使い勝手の良さよ。

書評:地球化学

地球化学 (現代地球科学入門シリーズ 12)

地球化学 (現代地球科学入門シリーズ 12)

大気化学以外の化学を総ざらいするために購入。記述は簡潔で、扱う分野も広く初学者にも分かりやすい。

印象派の誕生

印象派の誕生―マネとモネ (中公新書)

印象派の誕生―マネとモネ (中公新書)

まさにタイトル通り、マネとモネにフォーカスした印象派論。専門外なので評すべき知識もないが、とにかく専門家が系統立てて記してくれる新書はありがたい。

書評:博物館概説(網干・高橋編、2001)

博物館学概説

博物館学概説

教科書用に書かれたであろう一冊。非常に多くの著者陣は多くが考古系だが、内容も割りきってそちらに大きく振れているので、変にバランスを取ろうとしたものよりもむしろ読みやすい。資料論・保存論では考古資料の保全の実際を、実習では実測など。考古系の博物館系講義の内容を深く広く網羅しており、完成されている。傷みやすい古文書特有の扱いも興味深い。