HTC Evo 3D
いまさらだけども、簡単に新スマホの使用感など。
これまでメインはガラケーにして通信費を抑えていたけど、遅ればせながらauの+Wimaxというサービスがテザリング可能、通信料制限なし、そして\525/月という破格の条件で提供されていることを知り、アパートであまり使わないWimaxを契約している身としては乗り換えない手はないのでした。
実はスマホも常用していたのだけど、100kbpsのイオンSIMをXperia SO-01Bに挿して使っていたので、料金には満足だけどもブラウジングもまともにできないという環境だった。こちらも3Gフルスピードで一気に刷新をはかってみた。
導入機種としてMotorolaのTegra2搭載端末との一騎打ちになったのだけど、レンタルしたEvo 3Dの前世代機のサクサク感にひかれ、標記の機種に。
前のガラケーは購入してから1年しか経っていなかったことと、昨今のMNPキャッシュバック祭りで新古品が中古市場に溢れている現状から、白ロムを買って来て端末増設という方針で。1万円でおつりがくるという状況はかなり釈然としないものがあるけど、キャリアがこのビジネスモデルを続ける限り、我々はこの恩恵にあずかれてしまう。
SO-01Bと動作速度を比べると、Android2.3の段階で体感的に大きく違う。それだけでも大きな価値。だが、Evo Wimaxとはあまり変わらないように見える。
全体的な動作感は以下。
- Wimaxの受信感度はやはり専用機に劣る。電界強度の高くない木造アパートの環境で、系統的にDL速度が半分に低下。参考までに、本体の受信強度表示も、専用機は4/5だったものが本機では2/6がやっと。(まあこれは比べるものではないが)
- テザリングの開始は数秒程度と速い。これはありがたい。
- Wimaxのつかみは5秒くらいはかかる。専用機では起動時間も含めて30秒程度だったので、電波をつかめるか試すくらいならすぐにできる。
- アプリを使用中に、着信しない事例が頻発する。これは困った。
- 着信履歴には番号しか表示されないのが不便。番号をタップしないといけない。
- メールの受信に一度失敗するとリトライしない。これは不便。しかも、送受信に失敗する確率はかなり高い。
- バッテリーの持ちは悪くない。常時データ通信を行うアプリを入れなければ、一晩で数%しかバッテリーを消費しない。スマホのバッテリーは1日持つか持たないかくらい、とはよく言われるけど、ガラケーとさほど変わらないくらい。もちろん、アプリをずっと使っていればどんどん減っていくけれど。
ちょっと欠点ばかり書いたような気もするが、SO-01Bとは別次元の操作感が実現されているし、速度はともかく3Gテザリングも容量制限がないので出張中でも気にせず使えるのは非常にありがたい。機種変でもかなり安くなってきているので、おすすめしておきます。