ギガパワーストーブ”地” (snow peak) レビュー

標記の登山用ストーブを買っ(てもらっww)たのでインプレッション。

メーカーページ

登山雑誌でもよく取り上げられる本機。大きな特徴はまずそのコンパクトさ。ゴトクをきれいに折りたためる。イグナイタも取り外せばかなりシンプル。パワーも一般的なストーブと同程度だ。イグナイタなしだと4000円台という価格も魅力。

小さなプラスチックケースが付属するので、損傷の心配もある程度軽減されて嬉しい。

さっそく室内で使ってみる。炎の勢いは強く、風があってもある程度大丈夫かなーと期待させる。ゴトクが少し小さいのが不安だけども。今度、屋外で使った時にまたレビューします。

しかし、こんな(妙な)名前だったのね。調べて初めて知る。

iPad miniを買ってみた

ポイントをもらったので発売2日後に買ってみた。

Ubuntu 12.04 on X230 につなぐと以下のような挙動。

  • 『充電していません』と表示されるが、実際にはゆっくり充電されている
  • データが壊れているからフォーマットするか、と恐ろしいことを聞いてくることがある。
  • iPad上のアプリケーション一覧がNautilusに表示される。それぞれはたぶん各アプリケーションの管轄下にあるディレクトリを表示する。

全体のインプレッション

  • バッテリーが長持ちすぎて驚愕。放電も非常に遅い。ほとんど使っていないこともあるが、これまで数回しか充電していない。
  • 電子書籍を読むには適度なサイズ&重量。
  • 冷たい!冬場にはカバー必須。
  • 背後のアルミパネルは傷つきやすい。ちょっとカバンに入れたら本に負けて傷だらけ。

研究者ならみんな大好き(当社比)Mendeleyについては非常に残念なふるまい

  • アノテーションが表示されない&編集できない!
  • 1024*768という解像度では、文字が潰れるかどうかギリギリであることが多い。余白をワンタップでなくしてくれるような機能があれば嬉しい。
  • 横方向では使えない(たぶん)ので、文字が読めるくらいまで拡大すると左右・上下方向にスライドする必要が生じる
  • 動作そのものは軽快
  • 最大の問題として、ファイル名をタップしても開かれないことが非常に多い(というか開かないことのほうが多い)。左端にフォルダリストが出ている時はファイルも開けるが、何かのひょうしにフォルダリストが全面表示されることがある。こうなるとお手上げで、ファイルをタップしても開かれず、settingボタンもreloadボタンも機能しなくなる。どうも再起動すると治るようだが、いまいちわからない。

というわけで、一番の目的であった論文リーダー化は果たせず。それでも暇な時にぱらぱらとめくるくらいはできるけども。解像度がもう少し高いと嬉しいですねえ。

という、なんとも微妙なAppleバイスデビューでしたとさ。

書評:これは「効く!」Web文章作成&編集術逆引きハンドブック

これは「効く!」Web文章作成&編集術逆引きハンドブック

これは「効く!」Web文章作成&編集術逆引きハンドブック

ライティングに力を入れていくという今年の方向性が見えてきたので、ネタの仕込みに購入。新宿紀伊国屋で類書のコーナーを片端から眺めるも、どれもこれもぱっとせずに疲れてきた中で出会った本書は出色だった。ちょっと寄り道してぱっとしなかったものの特徴と、それらを弾いた理由を思いつくままに挙げてみると、以下のようになる。

  • 誤字脱字が多い→校正を経ていないようなものの完成度は推して知るべしだし、その程度の書き付けを読む暇はない
  • 自信たっぷりに言い切っているが根拠が書かれていない→こちらが欲しいのは根拠のあるtipsである

上記はデザイン関連でもよく見かける。これは高等教育云々の問題かというとたぶんそうでもなく、某国立大准教授のトーク(デザイン)はまさに2番めに当たっていた。

ゴミのような類書の山の中で、本書がぐっとハートを掴んだのは、文章校正例を中心に構成されていたことである。軽く問題を解いていくような流れで自然と引き込まれ、ていねいな解説が付されている。そうすると、こちらも解説に対してふむふむと納得したり文句を付けたりしながらとインタラクティブに読み進めていくことができるわけで、これは良質の受験参考書のような構成である。肝心の解説の内容も丁寧で、取り上げてあるトピックも商品見出しからプレスリリースまで幅広い。なんとなく考えていた知識を対話によって見直すことができる機会を提供してくれる良書である。

書評:戦艦大和―生還者たちの証言から (岩波新書)

戦艦大和―生還者たちの証言から (岩波新書)

戦艦大和―生還者たちの証言から (岩波新書)

一気に読む。わずかな(とは言え数百名の)生存者や家族、遺族への膨大なインタビューから丁寧に積み上げられている。世界最大・最強(大げさではなく)の戦艦に携わったことで否応なく課せられたものとの付き合い方は拾に多様。戦後を生きる我々のすべきは、まさに本書が挑戦しているように、ひとつひとつの声をつぶさに見、わがこととして考えてみることであろう。死者、生存者問わず、彼らの思いをあまりに単純化してきたのが戦後の我々なのではないだろうか。全員が靖国で会おうと思ったわけでもなく、単純に戦争を忌み嫌って来たわけでもない。ひとりの人間として、ひとりひとりの先人に向きあおうという努力を放棄してはいけない。改めて気付かされる一冊であった。史料価値も非常に高いだろう。素晴らしい一冊である。

Windows8を導入してみた

Ubuntu上でWindowsも使えるとあれこれ捗るなあ、ということで挑戦。

仮想化にはVirtual boxを使用。なぜかX230ではinte CPUの仮想化機能vtが無効になっていたが、それ以外はスムーズにインストールが進行する。


絶賛大不評のUIについては触れない。

マウスは引っかかるというかタイムラグがあるような感じ。かなり先行きが不安である。

ネットワークアダプタ
デフォルトではNATになっていたとことろをブリッジに変更すればすぐ接続された。

共有フォルダの設定:
ここで若干戸惑う。
「デバイス」からインストールしてねと言われるも最初は見つからず。Unity UIのおかげで遠方に飛ばされたタスクバーの中にある。ダウンロードすると自動でマウントしてくれる。インストール後、予めVirtual boxで設定しておいた共有フォルダをWindows上から探す。この時、「ネットワーク」→右クリック→「ネットワークドライブの割り当て」から、「\\vboxsvr」内を探し、マウント。ここで引っかかる。

疲れたのでここまで。少しいじっただけだけど、Windows8のUIは前もって想像していたほど悪くはない印象。ただランチャーがあるだけでしょ?と思っていたが、思いの外各所と統合されている。それが気に入るかどうかはともかくだが。

音楽:Saints of Los Angeles

SAINTS OF LOS ANGELES

SAINTS OF LOS ANGELES

近所にHMVやらがないと、新譜情報からどんどんと引き離されていきますね。

LAロック(重要)の雄、モトリー・クルーの新譜(笑)"Saints of Los Angeles"を今更聞き、今更たまげる。2008年発売とか。なぜ誰も教えてくれなかったんだ。

押しも押されぬアラフィフの彼らが今になって叩きだしたのは、セックス・ドラッグ・ロックンロールなぞと高囁していたころの生々しく芳しい香りである。へろへろっとしたリフとヴォーカルを勝手に予想していたら、これまでにないリズム隊の疾走感にガツンとやられた。前作"Generation Swine"で垣間見えたモダンさから彼らを一周回らせたヒントは、時間の経過と原点回帰の合わせ技だったのだろう。とにかく、四の五の言わずに乗せてくれる名盤(の感触)だ。

再二浪


東海でチェーン展開している二郎系ラーメン屋「あっ晴れ」錦店へ。無料トッピングの豊富さに驚く。選択の決め手を欠いたので全部のせ。全部、とはうずらの卵、メンマ、チャーシューを指すようだ。他にまぜそば、つけ麺などもあるようだ。ウェブに詳しくメニューが載っているので、予習してから行くと迷わずに済むかもしれない。

歯ごたえのある極太麺で、並盛でも食べごたえありでした。